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17th
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焦点距離ギャップ?
魔王×勇者的な発想やね。でも買い取りにおうじるんじゃなくて、そんなだけ金あるならよこせっていってくるような気がしているけれどね。あと買い取る金をどうやって生み出すかはやっぱりちゃんと考えないと。お金だけじゃなく役割としても。 おっちゃんらの「プロとしてのプライド」って結構高くつきそう —————- 本書の通りものごとを進めていけば、たしかに「日本の大問題」は「面白いほど解ける」ように思える。それではなぜそのようにものごとを進められないのか? それで面白くなくなる人々が存在するからである。要は既得権益者である。そこまでは著者に限らずほぼ誰もが「大問題解決の障害」として取り上げる。 問題は、どうしたらこの「障害」を取り除けるか、著者も含め論じる人がほとんどいないことだ。 これが本書のもう一つのギャップ、焦点距離ギャップだ。 これの解決方法は実は簡単だ。彼ら既得権益者の権を、充分な益をつけて買い取ってしまえばいい。しかしこれは買い取る立場からしたらすこぶる面白くない。何が悲しゅうて「盗人に追い銭」しなければならないのか、というわけである。だから余計に—しばしば必要以上に—我々は彼らを叩く。そして叩かれた結果、彼らの退職金相場も上がってしまう。「これだけの仕打ちを受けたのだから、これくらいはもらわないと」。 しかし、実際に退職金の額を計算した人はいるのだろうか? 案外小額で収まるのではないか。なにしろ対象者が少ない。公務員が25%もいるギリシャと違い、日本は5%を切っているのだ。そもそも「盗人に追い銭」だって、元をただせば彼らにそうさせていた有権者が悪い。手切れ金はきちんと支払うべきなのだ。