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ttp://d.hatena.ne.jp/yu-koba/20100108/1262936066 、放送作家の田中大祐さんは、「大勢の人間が集まるトーク番組の場において、読むべき空気というのは、そもそもどのように発生するのでしょうか?/空気をつくるのは、出演者の『立ち位置』と『キャラクター』です」と書いています。 放送作家ならではの、実践的なアドバイスだと思います。キャラクターだけでは不十分で、さらに立ち位置も考えることが必要だというわけです。 けれど、それは、司会者(業界用語ではMC)が明快な場合に有効なアドバイスだろうと僕は思います。司会者が大物でなくても、中堅でも、とりあえずちゃんと仕切れる人、またはアナウンサーのように異業種の人で司会の立場を通せる人がいる場合のことです。 けれど、現実の生活には、そんな明快な司会者がいないことが多いのです。 それでもみんな、「空気」を読もうとします。 大切なことは、有能な司会者がいない場合にできた「空気」に、過剰におびえる必要はない、ということなのです。 これが、まず最初にはっきりさせたい「空気」の特徴です。 大物司会者がいなかったり、出演者の立ち位置も不明確な番組が、まあ仮にもしあったとしたら、それは「世間」が壊れていて「空気」だけが残った状態です。そして、現代の日常では、この「世間」が壊れ始めていて、あやふやな「空気」だけが広がり始めている