RememberDT React RSS

Archive

Jun
17th
Thu
permalink

ttp://dain.cocolog-nifty.com/myblog/2010/06/post-f30e.html

わたしが手にする理科本は、どうしても「勉強」になってしまう。既に完成された法則を学ぶ場になってしまう。子どもは、「ふしぎだなぁ」そのままでいいのだ。そこから深めたければ自力でたどるだろうし、次に惹きつけられるまで放置するのもよし。

だから、(これもアタリマエなのだが)理科本へのアプローチは、わたしと子どもで変えなければならない。子どもの興味を誘導したり、子どもの「先生」になるのが目的なのではない。この世界に現実にあることに興味を持って欲しいのだから―――あれ?これは冒頭でのわたしの願いなのに。「理科読をはじめよう」は学校の授業や図書室の活動の一環のため、勉強のアプローチになってしまっていたようだ。

いっぽう、「自然とかがくの絵本」は授業でも勉強でもない。だいたい編者である赤木かん子さん自身が「ふしぎだなぁ」とか「これはすごい」を連発しているのだから。そこで原理や仕組みを説いたり、分類系統だてたりすることは一切なし。自然科学へのアプローチではなく、切り口で紹介しているのだ。そして、オトナも一緒になって「ふしぎだなぁ」とか「きれい/かっこいい/こわい/きもちわるい」と言い合っていればOK。

これは、親が「与える」本ではなく、子どもが「選ぶ」本なのだ。そこで本当に気になるなら、自分で進んでいくだろう。 編者は言う、「読みきかせのコツは、大人が読んでやりたい本は持っていかないことです。子どもたちが読んでもらいたい本を持っていくのです」。そうだね。このカタログから、子ども自身に選んでもらおう、そして一緒になって不思議がろう(ただし質問されて答えられないと悲しいので、予習はちゃんとしておこう